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2023年 03月 13日
松の杜くげぬま(尾日向家住宅)<歴史的建造史跡>
江ノ島電鉄「鵠沼駅」近くにある尾日向家住宅は、1928年(昭和2年)ごろ建築された木造2階建て。複数の所有者を経て、48年に実業家の故尾日向竹重氏が住み始めた。鵠沼は明治時代以降、別荘地として開発され、同住宅は最初期から所在。洋館と和館が連続した一体構成となっており、保存状態が良く、鵠沼の別荘地としての景観を現在に極めてよく伝えているという。
厳格な事業観と人情味豊かな人柄で、「すべての人が我が師なり。あなたも私の先生です。」をモットーにしていました。

鵠沼海岸も近く、サーフボードを抱えた自転車が尾日向家住宅の前を通るのも日常風景
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門よりアプローチを進むと玄関
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玄関はいたってシンプルに
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庭がわより見る和館、藤棚が日よけになっています。
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和館より見る前庭の眺め
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玄関より廊下をまっすぐの位置に洋館があります。
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洋館は広々とした応接間が中心で、大勢の訪問客を迎えたと思われます。
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吉田茂大磯邸も近い
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左、和館 右、洋館
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私が見学にお邪魔したのは春のイベントで一般公開されている日でした。この館の持ち主であった尾日向武重氏のお孫さんがおられ武重氏の日常の暮らしぶりをお聞かせいただきました。とても気さくな方で志高く温かい方だったようです。明治以降、別荘地として開発された鵠沼の別荘地風情と尾日向武重さんの面影を訪ねてみてはいかがでしょう。




松の杜くげぬま(尾日向家住宅)<歴史的建造史跡>

住 所:神奈川県藤沢市鵠沼松が岡1-6-31
交 通:江ノ電 鵠沼駅より海に向かって徒歩5分
 





# by konmasa1024 | 2023-03-13 21:07 | 歴史的建造史跡