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2019年 06月 01日
水戸弘道館<歴史的建造史跡>

水戸と言えば最初に思い出すのは黄門さま水戸光圀公。常陸水戸藩の第2代藩主であります。そして明治維新にも影響を与えた尊王攘夷に繋がる歴史書「大日本史」の編纂を始めた人です。
水戸藩に脈々と流れる水戸学と言う学問思想。その学びの中心藩校「弘道館」の見聞記です。

弘道館正門
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弘道館正面玄関
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弘道館の中心、藩主が出座する「正庁」に面した縁側
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「正庁」
二十四畳敷のこの部屋は藩主が出座する正席の間で二の間・三の間から成り、藩主以下重鎮が臨席して文武の試験や諸藩の儀式が行われたところ。
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前庭
武術の場合はこの前庭にある大楠の下の対試場で行われ、藩主・重臣はこの正席の間からご覧になったと言う。
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縁側の長押(軒下部分)に掲げられた扁額
「遊於藝」と書かれたこの扁額は論語の言葉にあり、学問武芸に凝り固まらず悠々楽しみながら勉強すると言う意味とか。ここで言う芸とは礼儀作法、音楽、弓、馬、習字、算術の他に弘道館では他にも主要科目を増やしていた
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「至善堂」
明治維新に将軍職を辞した徳川慶喜公が恭順の意を表し、静かに朝廷の命を待っていたところ
「至善」とは最上最高の善。人間は最高善に達し、かつその状態を維持することを理想とすべきだと言う意味とか。
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水戸学の道と水戸城址
水戸城は何度かの火災と空襲により破壊され現在その姿を見ることが出来ないですが、その面影をたどるように「水戸学の道」という名で周遊することが出来ます。
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今も学問の中心
整備が続く「水戸学の道」は多くの伝統ある小学校、中・高、大学とが集中する、正に学問の道です。
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藩校は全国各地に残っていますが、規模の点でもこの弘道館は全国有数。学問に力を注いでいた水戸藩の思いが詰め込まれたように感じます。




水戸「弘道館」<歴史的建造史跡>
住 所 : 茨城県水戸市三の丸1丁目6番内。
連絡先 : 茨城県水戸土木事務所偕楽園公園課 
      029-244-5454
交 通 : JR水戸駅北口から徒歩7分
開 園 : 午前9時~  休館日は12月29日―31日








(記事中のコメントは館内掲示板、解説による)

















by konmasa1024 | 2019-06-01 17:51 | 歴史的建造史跡