2007年 09月 11日
江戸時代初期に埋め立てられ,三代将軍家光のころ,仙台藩伊達家・会津藩保科家・龍野藩脇坂家の江戸屋敷であった汐留の一角にわが国初の鉄道建設のための最初の測量杭が打ち込まれたのが1870(明治3)年。 当時の建物をそのままに2003年に復元したもので,大正時代にできた赤レンガ造りの東京駅とはかなり趣が異なっています。 開業直前に撮影された駅舎の写真や発掘調査で明らかにされた駅舎基礎とプラットホーム遺構に基づいて往時と同じ外観で同じ場所に再現されている。 ♪汽笛一声新橋を はや我汽車は離れたり...♪と「鉄道唱歌」で歌われた新橋停車場。1872年 新橋~横浜(現桜木町)間に正式開業した日本初の旅客鉄道の起点駅かつ東京の玄関として日本の近代化を象徴する場所となりました。 現在の新橋駅は元々烏森駅であって、復元された旧新橋駅は元々あった場所に再建されている。銀座通りの入り口にあたる。 当時は鉄道と言えば最先端の技術の象徴であったと思われる。駅舎の重厚なつくり、線路・プラットホームも基礎をしっかり積むことへの重要性を主眼に作ったように感じ取れます。 現在は周辺が汐留の再開発により高層ビルが林立する中にあって、この辺りはサラリーマンの昼の憩い場となっている。また、この建物は記念展示館になっている一方「銀座ライオン」が入り、夜はビール片手に賑わいを見せる。
by konmasa1024
| 2007-09-11 09:40
| 歴史的建造史跡
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