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2007年 06月 20日
旧岩崎邸庭園(歴史的建造遺跡)
明治から昭和にかけての実業家、三菱の創始者岩崎久弥のかつての住宅。
明治29年竣工した。設計者は上野の博物館(現在の東京国立博物館)や鹿鳴館など数多くの官庁の建造物の設計監督を勤めたイギリスのジョサイア・コンドル。
同一敷地内に洋館ー社交の場、和館ー生活の場を併立する大邸宅は明治20年頃から建てられたが、岩崎邸はその代表例であり、現存する明治建築として貴重である。
洋館(木造2階建地下室附)正面に向かって左半分が主屋でスレート葺の大屋根をかけ、その右にやや規模の小さい棟が続く。
両者のあいだの玄関部には塔屋がたち、角ドーム屋根となっている。

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金唐革紙(きんからかわし)
江戸末期、オランダの交易船がもたらした金唐革を和紙で模造加工した擬革紙、明治に入り壁装用として開発され、ウイーンの博覧会に出展後、輸出されるようになったそうです。
旧岩崎邸の洋館の壁紙として使用され独特の雰囲気を作っています。
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南側ベランダには装飾を施された列柱が並び、全体的にはイギリス・ルネッサンス風となっている。

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洋館左側に別棟として建つコンドル設計の撞球室(ビリヤード場)は当時の日本では非常に珍しいスイスの山小屋風の造りの木造建築で、洋館から地下道でつながっています。

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洋館と撞球室は昭和36年に重要文化財の指定を受け、昭和44年には、和館内の大広間と洋館の袖塀1棟が追加指定を受けた。


所在地 : 台東区池之端
● 交通 : 東京メトロ千代田線「湯島」(C13)下車 徒歩3分
東京メトロ銀座線「上野広小路」(G15)下車 徒歩10分
都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」(E09)下車 徒歩10分
JR山手線「御徒町」下車 徒歩15分
● 問合せ : TEL 3823-8340
旧岩崎邸庭園サービスセンター
〒110-0008
台東区池之端1-3-45

(記事は配布パンフレット、公式HP、看板標識による)

by konmasa1024 | 2007-06-20 09:05 | 歴史的建造史跡


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