2007年 02月 27日
新宿という大東京の中心に位置する所にありながら、ここに来るとその喧騒を離れて心癒される思いです。 広い芝生の空間が多いせいなのか、気持ちがゆったりするんですね。 さらに、ここが元内務省の農業試験場のような性格であったことから、日本の伝統的木々の他ユリノキ・ヒマラヤスギ・プラタナスなど多くの欧米産の木々も取り入れられ、実によく整備されています。四季折々に見事な変化を見せてくれるのもうれしい。 パートⅠでは早春の息吹をどうぞ。まずはボケの蕾から・・・ 和紙の原料「みつまた」の花 ヒガンサクラ 梅の園、柔らかい春の日差しの中で筆を走らせるのどかなシーンがあちこちに見られます。 <参考> 新宿御苑の敷地は、天正18年(1590)に豊臣秀吉から関八州を与えられた徳川家康が江戸城に入城した際、譜代の家臣であった内藤清成に授けた江戸屋敷の一部です。 明治5年、政府は内藤家から上納された土地と買収した隣接地を合わせた58.7haの敷地に、我が国の近代農業振興を目的とする「内藤新宿試験場」を設置しました。 明治12年、宮内省所管の「新宿植物御苑」として皇室の御料地・農園として運営がなされました。 戦後、一時東京都立農業科学講習所高等科が設置されたこともありましたが、昭和22年12月、新宿御苑は皇居外苑、京都御苑とともに国民公園として運営される旨が閣議により決定し、昭和24年5月21日に「国民公園新宿御苑」として一般に開放され、昭和25年に厚生省の所管となりました。現在では環境省が管轄しております。 (新宿御苑公式HPより)
by konmasa1024
| 2007-02-27 21:32
| 四季折々
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