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2018年 03月 05日
西洋館(菊池寛実記念 智美術館内)
この建物は明治時代の有力な煙草商人であった千葉松兵衛氏の本家に当たる千葉亀之助氏の私邸として大正15年(1925)に竣工した。その後昭和23年(1948)に炭鉱王であり京葉ガスを設立した実業家菊池寛実氏が譲り受けたもの。
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地下鉄虎の門駅より徒歩15分アメリカ大使館、ホテルオークラのある江戸見坂の高台に位置する。菊池寛実氏が所有していたこの敷地内には現代陶芸のコレクターとして知られる娘の菊池智氏のコレクションと全国の現代陶芸作家の作品紹介を目的に2003年に建てられた智美術館とが併設された形になっています。現在智美術館が建っているところには母屋に当たる和館があり、西洋館とは渡り廊下で繋がっていたようです。

      智美術館側から西洋館を望む。
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昭和54年火災により和館は全焼失、この西洋館は屋根と2階の一部の焼失で免れたそうです。昭和56年焼失した屋根及び2階部分の修復に際しオーナーである智氏の希望でインテリアデザインをニューヨークのインテリアデザイナー、リチャードナップル氏に依頼。

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 建築様式としては基本的に英国の中世の住宅に観られるチューダー様式、
 大正末期から昭和初期に日本の洋館が手本とした様式を採用しています。
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この洋館は現在も菊池氏により丁寧に使い続けられており、形骸化された文化財としての洋館とは一線を画している。特に内装の精緻なチーク性パネル、ステンドグラス、各種のドレープ、英国スタイルの家具調度品はセンスあふれる素敵なものばかりです。
なお、内部の撮影は不可となっており、見学当日配布されたパンフよりクジャクのステンドグラスがはめられた1階ホールの写真をお借りすることといたしました。

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西洋館及び智美術館の建つ敷地内には江戸時代に作られた日本庭園の他、菊池家の仏間に相当する持仏堂が配されています。
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持仏堂
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有形登録文化財に指定されているこの建物は伝統的な英国スタイルの外観の美しさもありますが、美意識の高い菊池智氏とリチャードナップルの元のインテリアを丁寧に保存しながら内装を整えた、その美しさが素晴らしい。

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西洋館(菊池寛実記念 智美術館内)

住 所 :東京都港区虎ノ門4-1-35
T E L :   03-5733-5131
交 通 :メトロ銀座線虎の門駅下車徒歩15分江戸見坂を上りホテルオオクラ手前

*西洋館の見学は常時行っておらず、問い合わせの後伺ってください。







<記中の記事は剣がっ当日配布されたパンフレットと解説による>























by konmasa1024 | 2018-03-05 15:53 | 歴史的建造史跡


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