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2016年 08月 27日
名古屋市市政資料館<歴史的建造史跡>
名古屋市市政資料館は大正11年(1922)に建設された旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎として昭和54年(1979)まで60年近い歳月を中部地方の司法の中心としてその役割を果たしてきました。
この建物は、現存する最古の控訴院建築であること、レンガ造りとして最古の大規模な近代建築であること、外観と中央階段、3階会議室は19世紀のネオ・バロック様式を今に伝える優れた意匠となっていることやステンドグラスや漆喰塗り、マーブル塗りなど高度な建築技術が生かされていることなどから国の重要文化財として指定されています。

外壁の赤い煉瓦と白い花崗岩、ドーム上屋の緑の銅板、そして屋根のスレートの黒を組み合わせた荘厳で華やかなネオ・バロック様式が見事
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                 車寄せから正面入口へ
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      正面に圧倒するような大理石造りの大階段
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             手すりに使用されている大理石の色と文様が実に美しい。
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               太古の二枚貝シカマイァの化石も見つかる
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      大階段室の上部は吹き抜けになっており、大ステンドグラスが配置されています。
      日輪を素材に用いて公明盛大な裁判を表現しているそうです。
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      そうしてもう一枚、正面階段の先には罪と罰が釣り合うことを意味する天秤をモチーフ      にしたステンドグラスが収められています。
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      3階会議室
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      シャンデリアやカーテン・壁紙・絨毯などの内装と机・椅子などの調度品をすべて
      創建当時の姿に復元されています。
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                  明治憲法下の法廷を復元、
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     この建築が司法の中心的館であったことから陪審法廷など裁判所の歴史的移り変わりを
     理解できるように再現・展示されています。
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現在、この建物は市政資料館と言う名称で次のような役割を持って使用されています。
歴史的な建築美を見ていただくこと、司法と裁判所の今昔を理解していただく展示活動、名古屋市の公文書館として明治22年(1889)以降の公開できる公文書などの市政資料の展示と市政のあゆみなど他会議や集会の場所として提供されています。
なんといってもネオ・バロック検地が美しいです。
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名古屋市市政資料館

所在地:名古屋市東区白壁一丁目3番地
TEL:052-953-0051
交 通:地下鉄名城線「市役所」下車8分、名鉄瀬戸線「東大手」下車5分
ガイドツアーは事前申し込みで可能










<記中コメントは、当日配布のパンフ及び公式HPより>



















by konmasa1024 | 2016-08-27 14:53 | 歴史的建造史跡


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