2011年 06月 03日
立教大学「モリス館」他<歴史的建造史蹟>
立教大学は1874(明治7)年、米国聖公会宣教師チャニング・ムーア・ウイリアムス主教によって設立された「立教学校」。設立時は東京築地の外国人居留区で英語と聖書を教える、わずか数名の生徒で始まったと言います。現在の立教大学の池袋キャンパスには1918年のモリス館(本館)を含む校舎完成とともに形を整えたようです。

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正門を入るとツタに覆われた赤レンガ校舎群が目に飛び込んできます。
「モリス館」 設計:マーフィ・アンド・ダナ設計事務所が担当し、施工:清水組
立教のシンボル的建物、チューダー様式を基調とした赤いレンガ造りの「モリス館」は米国聖公会宣教師アーサー・ラザフォード・モリス氏の寄付によって建てられたことからその名が付けられています。
煉瓦造2階建て、地下1階の建物で東京都の選定歴史的建造物に指定されています。


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モリス館中央にあるアーチ型の通路くぐって行くと中庭のような憩いの空間が広がります。

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次は第一食堂
屋根には青い塔が付いたレンガ造りの建物、これも東京都の選定歴史的建造物に指定されています

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入口に掲げられたラテン語は“食欲(本来は欲望)は理性に従うべし”という哲学者キケロの言葉です。

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立教学院諸聖徒礼拝堂(チャペル) 1920年竣工 東京都の選定歴史的建造物
毎朝の礼拝をはじめ、創立記念やクリスマスなどさまざまな礼拝が行われます。

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造りはシンプルでパイプオルガンが備えられており、とても落ち着ける空間です。残念ながら、内部は撮影禁止です。e0101172_101912.jpg



キャンパス内に入ると,まるで外国に行ったかのような錯覚を覚えます。 ここに登場したモリス館(本館)・食堂・チャペルの他・図書館・2号館・3号館は大正時代に建てられた建物で、この他の全ての建物もレンガ調に統一されており,徹底的に景観に配慮している点が素晴らしいです。


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フランス積みの赤レンガに緑の蔦が特徴的な校舎群、四季を通じて絵になる光景はすばらしいでした。布教目的の仕事とは言え、母国を離れ遠い異国で活躍したアメリカの宣教師達も、日本の国家創建に力を貸してくれたくれたことに感謝です。その協力の影には、多分、彼らの接した当時の日本人達の目の輝きが違ったんじゃないでしょうか。 
がんばれ 日本!ですね。



立教大学「モリス館」他




住 所 : 〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1

交 通 : JR池袋駅西口より徒歩7分、東京メトロ有楽町線、副都心線要町駅より徒歩6分

連絡先 : 03-3985-2202(広報課)






<記中コメントは、大学配布のパンフ及び公式HP、アーキテクチャー・マップ・「レトロな建物を訪ねて」HPより>

by konmasa1024 | 2011-06-03 09:27 | 歴史的建造史跡


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